北ア・槍ヶ岳 2021/8/26-29久しぶりの3泊4日の長期山行で槍ヶ岳に登りました、今回は槍ヶ岳、大喰岳、中岳の3000m三座縦走と、天狗池から槍ヶ岳を眺めることを目的にしました、槍ヶ岳は4回目となります 日程: 8/26、上高地−横尾(テント泊) 8/27、横尾−槍ヶ岳(山荘泊) 8/28、槍ヶ岳−大喰岳−中岳−天狗池−横尾(テント泊) 8/29、横尾−上高地 動画コンテンツの一覧 第1日、上高地〜横尾 第2日@、横尾〜槍沢 第2日A、槍沢〜槍ヶ岳 第3日、槍ヶ岳〜天狗池〜横尾 第4日、横尾〜上高地 第1日・8/26(木) 530 成瀬(自宅) 八王子駅、高尾駅で乗り換えて、鈍行の松本行きに乗る、約4000円。平日なので韮崎付近まで通勤通学で混んでいたがいたが、その後はすいてきてボックス席を独占。甲斐駒や八ヶ岳を眺めつつ、しばし電車の旅をゆっくりと楽しみました。 935-1020 松本 駅のコンビニで昼飯を買う、バスターミナルまで5分歩き、上高地行きバス(指定券、約2500円)に乗る。ほぼ満員でした。 1200-1220 上高地、1500m 天気は曇りで穂高は見えない しかし梓側、付近の小川の清流や奇麗な森林を見て、すぐにリフレッシュ状態に入れた、上高地の自然は素晴らしい。 1320 明神 サルの群れと一緒に歩く、サルたちは全然、人を恐れず人懐っこい。 1420 徳沢 徳沢のテント場はいつも緑がきれい この間隔は長いので途中で休憩を入れて歩く、後半は少々荷物が重く感じる。 1525 横尾、1600m ここは涸沢への分岐点、山荘にテント設営のチェックインする 横尾橋の下、梓川の畔、前穂高が見える最高の場所にテントを張る、テント代2000円、高野豆腐を水で戻し味付けして、缶ビールを飲む、今日は木曜日なのでテントの数は少ない、静かに北アルプスの夜を過ごす 山であり、キャンプ場であり、ここは別天地です 第2日・8/27(金) 早めに起きてパンとスープで軽い朝食 テントにシュラフと3泊目の食料だけ置いて出発する 350 横尾 ヘッドランプを付けて出発、道ははっきりしているので暗くても歩き易い 515 一の俣 だんだん明るくなってくる、槍沢の下部は雨が多かったためか、まだ水量が多い、槍沢に沿った登山道が延々と続く 610 槍沢ロッジ1870m ここからは槍の穂先がチラッと見える、天気が良い 700 ババ平、1987m 槍沢の下部のテント場である、槍沢の樹林が少なくなって、見通しが良い、お花畑が多い 745 槍沢大曲り、2094m 表銀座コースの水俣乗越への分岐、ここからは本格的な登りとなる 槍沢の奥に中岳と大喰岳が見える 900 天狗池分岐、2400m ここからは、さらなる急登が続く 1030 グリーンバンド、2650m 槍が目の前に見える、岩がゴロゴロした急登が続く、バテる、休み休みゆっくりと登る 1145 殺生ヒュッテ、2850m テント場がある 目の前に山荘が見えるが見あげる程の最後の急登がある 振り返ると常念岳が見える、前穂高の北尾根もみえる 1305 槍ヶ岳山荘に到着、3090m、1泊2食、13000円 山荘前のベンチで、コンロを出してラーメンを作る、天気が良く非常に良い眺めである 少し山荘付近を散策する、大喰岳への稜線にテント場がある 部屋はコロナ対策で4人の区画を2人で専有できて広い、リラックスして、しばし疲れをとるため昼寝する、寝る部屋の窓からも槍の穂先が見えました 15時ごろ、自炊部屋でコーヒーを沸かしておやつ食べる、自炊部屋からも眺めが良い 休憩室も東面で眺めが良い、TVも観られる 夕食はエビ、シュウマイ、春巻きなどの中華風 やはり高所の山小屋、槍ヶ岳山荘は設備も整っていて快適で、それなりの価値はある 夕方の槍ヶ岳もきれいでした 第3日・8/28(土) 540 槍ヶ岳山荘 朝食はおでん、食堂の窓から日の出を見る 天気予報は晴れ、早朝は晴れたがすぐに頂上は霧の状態となる、とりあえず頂上に登る、クサリ場とハシゴは良く完備されていて気軽に登れる 600-615 槍ヶ岳、3180m 生憎と霧で展望はない、わずかの雲の切れ間から双六岳方面が見えた 640 槍ヶ岳山荘 槍のテント場を抜けて下った所が飛騨乗越、ここから登り返す 710 大喰岳、3101m 穂高方面が見えてきた、晴れが期待できる、南岳への稜線も見えてきた 付近はお花畑がきれいである 中岳の手前で晴れて来る、中岳の登りはハシゴあり、振り返ると大喰岳はまだ霧の中だが、だんだん晴れそう 800 中岳、3084m 笠ヶ岳が良く見える、奥穂高岳の霧が晴れそうだ 西穂高岳、遠くに乗鞍岳も見えてきた ここからは大きく下る、下りから中岳を振り返る 晴れ間が広がり槍ヶ岳も見えてきた、笠ヶ岳もくっきりと見える しばらく3000m三座(槍、大喰、中岳)の展望を楽しむ 眼前には南岳が見える 915 天狗原への分岐 振り返ると槍〜中岳の3000m三座の稜線が見渡せる ここからはクサリとハシゴの急な下り、下りが長〜い、右手の横尾谷カールが美しい、北穂高、前穂高が良く見える 1045 天狗池、2524m 今回の山行の目的地に晴れて着いた、ラッキーである 奇麗な池、ややさざ波はあるが逆さ槍ヶ岳を見る事が出来た 槍沢の大トラバースから最後の槍を展望し、昨日に登ったコースに戻る 1115 分岐 土曜日なので登りの登山者が多い、若者は1泊の弾丸登山者の様子である 1145 槍沢大曲り 1220 ババ平 1315-1355 槍沢ロッジ コンロを出してラーメンを作る、即席ラーメンの昼食は、長期山行の軽量化に役立つ 1435 一の俣 下りは楽に歩ける 1530横尾 テントの数が多い、80%ぐらいか、張ってあったテントに到着、缶ビールで頑張った自分に乾杯! 梓川の畔でタオルを塗らして体を拭き(パンツの中も拭く)、さっぱりとする 8/29 700 横尾 快晴! 前穂高の真っ赤なモルゲンロートを見る テントを撤収して軽くなった荷物を担ぎ帰る 755-820 徳沢 テントの数が多い、ファミリーも多い 900-915 明神 明神岳もはっきりと見える 河童橋からは奥穂高岳、焼岳が良く見えた 1010 上高地に戻りました、お疲れ様でした 1040バス発、3日前に予約してあったバスに乗る(最近のバスは全て予約制)) 途中、新島々で松電に乗り換える 1300 松本駅 特急あずさで、駅弁と缶水割りウイスキーで乾杯して、気分良く帰る 感想: 夏の槍ヶ岳と大喰岳〜中岳の3000m三山縦走路、そして天狗池から眺める槍ヶ岳は素晴らしい!初体験で最高でした! テント-山小屋-テントの山行形式はリーズナブルで、たっぷりと山を味わえる、同じ山域、同じ時期でテント気分と山小屋気分を両方楽しめる、これも初体験、今後も志向したい |